クラウド会計、良いと思います。OSや機器を問わず横断的に利用、最新のデータを共有でき、経営判断に使えます。
機能付加やバグ改善などもリアルタイムで反映されるため、ユーザーがそのメリットをすぐに享受できる点も良い。
逆に、不完全な状態でユーザーに利用してもらうというという面もありますが、「巧遅は拙速に如かず」ということでしょう!?
ただし、これ万能にあらず。従来のパッケージ型ソフトには多機能性、処理応答速度などに分がある。「緊急メンテナンス中」・・・となり辟易することもない。
簿記の知識がある方にとっては、簿記の考え方をワープして処理を進める向きのある一部のクラウド会計ソフトは逆に使いにくい面もあるでしょう(あの、このデータ貸借合ってないんですけケド・・・)。
また、「仕訳の自動化!」と聞いてクラウド会計を導入したものの、決算を迎えてみるとかえって整理に手間がかかる、という「クラウド会計難民」的な方々も一定数いらっしゃるのも事実。
今のところ、個人的な最適解はパッケージ型のソフトをクラウドストレージで運用するという、いわば「疑似的クラウド会計」。パッケージ型の多機能と最新データの共有を両立することが可能。良いとこ取りです。
何でもそうですが、要は使う人次第、ってことです。正解は一つではないし、時代は変わる。
自社に合うソフトを手に取りましょう。