クラウドストレージ・データ競合問題

クラウドストレージとは、インターネット上にデータを格納し、複数拠点から同じデータを利用することができる仕組み。

USBメモリやメールと違って、データを移動する必要がなく常に最新のデータが関係者が利用でき、データ移動時の手違いも減らすことができるため、便利です。

セキュリティ上も有効。USBメモリの紛失やメール送信先間違いなど、考えるだけでもゾッとします。

災害時のバックアップ先としても注目。

もちろん、これ万全にあらず。IDやパスワードの管理、ウイルス対策ソフトの稼働などセキュリティ上の注意は必要です。

また、「データの競合問題」あり。

同じデータを複数人が同時に開くことができるので、同時に編集した場合、データが2つになったり、どっちが最新データ?どっちがどのような変更を加えた?を再度確認しなければならなくなる。

もちろん、工夫は可能。競合防止フォルダを作成し、誰かが使用する際にはデータをそのフォルダに移動してデータ処理する、またはログインするときは連絡を取り合い、連絡を受けた側は相手がデータ処理している時間はデータ処理しない、など・・・。
しかし、これらは運用上の手間が増えるので好ましくない。しかも3者以上の共有者がいる場合はさらに話が複雑化・・・。

この問題を解決できる、データ競合の起こらないクラウドストレージ、あるんです。

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